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【市立ギャラリー】ゆかりの作家~継承(五月会)

2022年 4/6(水) ~ 2022 年 4/18(月) 
   4/12は休廊
市立ギャラリーいけだ

池田市ゆかりの作家達展
~継承(五月会という絵画グループ)~

 ここ『市立ギャラリーいけだ』は昭和61年4月11日にオープンしました。 
杮落しは(故)鍋井克之画伯の所蔵作品展で、5月6日までの展示期間中に8,399人という来場者数を記録しました。
(前)池田市美術協会会長・上田保隆画伯(2019年逝去)は、多くの画家達が集うこの池田の地を“日本のバルビゾン”と称し、鍋井克之画伯を慕いご自身も若い頃、池田に居を構えました。
このように文化は様々な作家を介して、先達の描いた夢や情熱を次代へと継承してゆきます。

令和3年度『池田市ゆかりの作家達展』において、(故)高橋敏彌画伯のアトリエに遺してある作品の数々を、ご家族様の厚意により展示させて頂きました。
高橋画伯も『市立ギャラリーいけだ』の開設にあたり、此処を池田市の文化・芸術の発展に寄与できる施設にしたいと、当時市内に在住されていた黒田保画伯らに諮って、自らが呼び掛け人となり五月会という絵画グループを結成しました。
多作家で其々が少ない作品を展示するより、作家を絞り込んでひとり辺りの展示作品数を多くしたいというギャラリー運営委員会の要請も有り、五月会は三回の展示会を重ねた後、様々な美術団体や画塾、グループへと名前を変え発展的に継承されてゆきました。
『市立ギャラリーいけだ』の個展に重きを置いた取り組みもこういった伝統から引き継がれているものである。
ギャラリーの歴史を辿れば、数多くの物語に繋がってゆくものです。
『池田市ゆかりの作家達展』はそんな物語にもスポットを当ててゆきたいと考えています。

                (開館10:00-18:00/最終日は16:00まで)
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