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2024年9/4(水)~9/9(月)

ギャルリVEGA

 にいみずよし
 倪瑞良「切り絵・ミュシャの世界展」
                        主催:西陣織国際美術館

「四季'91夏」
「連年和平」
中倪瑞良の作品は、対象のデッサンから始まり、下絵が描かれ、原画を古式燦然の真黒い和紙に重ね合わせ、1ミリにも満たない線を細部にわたってナイフで切り出していきます。基本はモノトーンの切り絵で、裏貼りによって彩色します。ナイフ1本で切り抜かれたアールヌーボーの極細な曲線は一枚に繋がっており、美しく華麗でチェコのアルフォンス・ミュシャの作品と比較されるなど多くの人を魅了し、惹きつけました。
横浜中華街で飛翔を始めた天才的切り絵作家の画業50年を記念する今企画展では、倪氏が半世紀をかけて追い求めてきた”紙による究極の美の表現”を時代背景に思いを重ねながらお楽しみいただければ幸いです。

(開館10:00-18:00/最終日は16:00まで)
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