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【ギャルリVEGA】リアリズム7人展

2022 年 3/9(水) ~ 2022 年 3/21(月)
3/15は休廊
ギャルリVEGA   

第6回
リアリズム7人展
「不況の時は写実(リアリズム)が流行る」と云われ、令和4年となった現在も巷では写実絵画で溢れている。
今展のメンバーは、「抽象じゃなければ絵画ではない」と云われた時代から、写実を描き続け現在に至る。
それは、流行り廃りとは関係なく、彼らにとって「絵画=写実」なのである。
小澤一正は、大阪での写実絵画のパイオニアであり、雀をモチーフとした作品で知られる。
また、今展の大黒柱的存在でもある。
三田肇は、騙し絵的な要素を加味した作品で知られ、三田ワールドともいえる独特の世界観が魅力。
北浩二は、絹のように繊細なマチエールが特徴的で、薔薇の作品は非常に評価が高い。
木下敏彦は、日本人離れしたセンスの持ち主で、人物・静物・風景とオールマイティにこなす。
坂元忠夫は、昨年の白日会の受賞作品の様に、敢えて描き込まない品のある静物画が特徴的。
高畑幸伸は、従来の客観描写の静物画に加え、抒情的な風景画にも注目。
池田誠史は、鮮やかなブルーが印象的な風景画が多く、独自の画風を確立。
以上、写実でありながらも、個性豊かな面々であり、お互いを尊重しつつ、自身の写実道をそれぞれ追求しているところが今展の見所である。

           (開館10:00-18:00/最終日は16:00まで)
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