【ギャルリVEGA】Kibecraft Exhibition Ⅻ

エキシビジョンを開催するには大きく分けて３つ理由がある。
１つ目はやはり生徒さん達が自分の作品をお披露目する場であり又自分の作品を実際販売してみて直接評価してもらうのが理由の一つ。
もう一つは観覧していただいて少しでも見て感じて感動してもらうこと。
ステンドグラスは決してマイナーではないが、あまりよく知られているわけでもない。ステンドグラス=教会、ティファニー、窓ガラスに・・・ま、そんなぐらいの認識が多い。ステンドグラスに使うガラスの色は鉱物で発色しているので、やはり直接見ればその魅力に刺激を受けるのは当然と言えば当然。しかしそれを感じるには、デザイン性や色ガラスの使い方によって違います。ガラス業界もコロナ以降かなりの変化を余儀なくされていますが、幸いステンドグラスそのものはアンティーク性のあるものなので、変化し辛いのだろう。
しかし、人や世の中は大きく変化していて還暦を過ぎた私にはもうついていく気力も出てこない。時代は若い人たちに継がれていくのだけれど、世の中の変化は良い方に転べばいいのだが、物価は高く生産性は低いまま、受け継ぐべき人たちには芸術にいそしむ暇も与えない世の中になりつつあるように見える。
もっと皆が夢や希望を大っぴらに公言できる世の中に変化する事が望ましいのだが・・・

（開館10：00－18：00/最終日は16：00まで）